2025年10月23日(木):例会

「日本の未来を担う世代を支える ―次世代エイド―」

同志社大学 生命医科学部 医生命システム学科 教授
米井 嘉一 様

米井教授は、人の老化を促進する要因のひとつとして「アルデヒド」という物質に注目されています。アルデヒドは、私たちが好んで摂取する糖や脂から生じるもので、老化や肥満を引き起こす原因となります。そのアルデヒドと上手に付き合う最良の方法として、教授は「玄米」や「金芽米」を食することを推奨されています。これらを日常的に取り入れることで、アルデヒドの生成を抑え、究極のアンチエイジング効果が期待できるとのことです。さらに、この取り組みは大人だけでなく、母親の健康を通じて胎児の健やかな発育にもつながります。両親が健康であることが、子どもの生まれながらの健康を支える――その理念のもと、教授は全国の市町村と連携し、玄米・金芽米を広める運動を推進されています。
実際に、この取り組みによって低体重出生児の割合が大幅に減少したという成果も報告されました。ロータリー会員一同、教授の素晴らしい活動に心からの称賛と感謝の拍手を送りました。