「米山奨学生スピーチ~やさしい日本語の構造~」
米山奨学生 黄 海洪(コウ カイコウ)様
黄さんは京都大学在学中で、来日10数年の経験を基に日本語について講演して頂きました。
■日本における外国語を話す人の状況
日本には約288万人の外国人が居住しており、日本の人口に占めるその割合は、2.3%にあたる。またその8割以上が非英語圏の人々で中国、ベトナム等アジア出身の人々である。そしてその人達の8割以上が日本語での会話が出来ます。そしてその方達とコミュニケーションを取るためにやさしい日本語が必要です。
■やさしい日本語とは
それは端的に言えば 難しい日本語の言葉を簡単な言葉に言い換えるなど 分りやすいい日本語に組み立てることです。具体的には、敬語を使わない、主語を明確にする、ゆっくり話す等が大切です。決してブロークンジャパニーズではなく、文法はしっかり守ることである。外国人とコミュニケーションを取る時には、やさしい日本語で話すよう心掛けて欲しいし、その方が外国の人には喜ばれます。
■まとめ
日本語の「やさしい」の基準はないし、唯一の方法もない。外国人の人達とのコミュニケーションを取る時最も大切なことは、正しい日本語で話す事です。
本日、黄さんのスピーチは外国の方達とコミュニケーションを取る時の注意点として大変参考になりました。有難うございました。