2023年10月26日(木):例会

「実は身近な環境法-土壌汚染対策法を中心に-」

同志社大学法学部教授 黒坂則子様

ご専門の環境法は研究が実務に直結し法政策に携われることが魅力だとお話しを始められた黒坂則子様。とりわけ土壌汚染対策法について最近の判例を引いて、日本の同法は、善意の土地所有者が大きな責任(負担)を負う可能性があるという問題を挙げ、欧米には善意の土地所有者の免責規定を設ける国も多く、日本の課題であるとおっしゃいました。また同法の目的が人の健康被害の防止に限定されており、生活環境や生態系への被害防止が含まれていないことも課題のひとつだと指摘されました。日常馴染みの薄い環境法を身近に感じる貴重な機会でした。ありがとうございました。