2026年2月19日(木):例会

国際奉仕部門フォーラム
「ロータリークラブにおける国際奉仕事業『インドネシア・中央スラウェシ州・ポソ地区における日本住血吸虫症根絶事業』」

株式会社日本電機商会 代表取締役会長
京都RC 創立100周年記念委員会 国際奉仕事業委員長
白坂 淳 様

インドネシア住血吸虫症は血液中に虫が寄生してしまう感染症です。日本にもかつて存在していましたが、1996年に根絶が宣言されました。
京都RCから地区国際奉仕委員会へ出向していた太田委員からの情報提供により議題にあがり、2023年にインドネシアを視察。現地では、20代~30代の若い農業従事者に感染者が多いことが確認され、調査の結果水牛やミヤイリ貝を宿主とすることが原因であると判明しました。治療法としてプラジカンテルの投薬で改善が見込まれますが、水牛やミヤイリ貝のほか多くの生物が生息する湿地帯では、薬剤の使用には限界があります。そこで根本的な対策として水路の整備を行いました。水流を確保することで、ミヤイリ貝が生息できない環境をつくることができます。2023年9月に現地のパルRCと調印を行い、同年12月より着工。6カ村において総延長2,000メートルの水路を敷設。現在では大幅な改善が確認されています。
完成した水路の素晴らしい映像も拝見いたしました。国際奉仕事業は、現地の方との信頼関係や交流を通じて国を超えて共に取り組む奉仕事業である事を皆様に知っていただきたいと存じます。